SFが近づいてくる。

こんなことをいう人がいた。

『みんなが一人一台スマートフォンを持つような時代になるなんて思わなかったよね〜』

私はそんなことは全然思わない。一人一台パーソナルコンピュータを持っているような時期もあったのだ。それが小さくなって扱いやすくなっただけのこと。むしろスマートフォンてパーソナルコンピュータじゃね?車だって一人一台になった。映画館は映像と音以外のものも表現しだした。電脳メガネみたいなのも作られつつある。

SFが近づいてきているだけなのだ。人の思うことのいくつかは現実になる。机上の空論も、手を動かし続ければ実現する。

そんなことより不思議なのは、未だに変わらないものが山ほどあることだ。そりゃ100年前に産まれた人がまだ生きてたりするんだから、そりゃ変わらんわな。自動運転も技術よりも法整備の方が課題なんじゃないかっていう。機械は人間に従うが、人間が人間を従わせようとするのは機械よりは面倒だ。時代の変化を作るのも人間だが、枷になるのも人間だ。メッセージアプリを多くの人が使いだしだが、未だになくならないキャリアメール。メールは悪くないが、キャリアメール、てめーは駄目だ。新しい方法や考え方を柔軟に取り入れられるように人間は出来ていないのだ。私も既に新しい方法を受け入れにくくなってしまっている。すごい若者がどんどん出てくる。

老いを感じる…。